大学に行く。

おまいら赤門だの正門だのとカメラで写しているわけだが正直邪魔ですよと。おまいら下宿だの資格だのと配っているわけだが正直ウザいですよと。おまいら道をチャリだの車だのと通っているわけだが正直危険ですよと。オレにとって。


ゆえに私は学士会分館の前の通用口から入って経済学部の脇を通り赤門前にでるわけだが、当たり前のように空いている。というよりも、他人とすれ違うことなどほとんどない(時間にもよるが。昼などは確実にメシ食いに行く経済学部やら教育学部の連中とすれ違うため、間違っても通ってはならないルートと化す)。せいぜい頭のハゲたオサーンがうしろからついてくるくらいなもんだ(気分次第では、それも十分鬱陶しい)。


しかし何よりも素晴らしいメリットとしては、


ネコがいるのだ。


や、「ネコがいる」で済ませてしまうのは容易いが、要するにオレはネコが好きだと。萌えると。ハァハァすると。でだ、何とかして写真に納めたいところだが、立ち止まって写真をとるポーズをしようものなら即座に後ろにいるハゲたオサーンが気味悪い視線を送ってくるわけですよ。んでどこに出しても恥ずかしくないチキンハートのオレとしてはただただ熱い視線(ホモに向けたらその時点で襲ってきそうなヤツ。ヤツ言われても)を向けて通り過ぎるだけ。


こういうとき、ボクは人間がみんな死ねばいいのにと思います。