三菱東京VS三井住友

(4/28)UFJ不良債権残高、2400億円増加・3月末(2004/04/29 07:00)

 UFJホールディングスは28日、2004年3月期の業績予想を下方修正した。最終利益(銀行の単体合算ベース)は、当初予想を34%下回る1250億円にとどまった。金融庁の特別検査の影響で、3月末の不良債権残高は3兆9500億円と昨年9月末から2400億円増えた。政府が求めている来年3月末の不良債権比率の「半減」目標達成には、不良債権処理の加速が課題になる。
 前3月期は経営不振の大口貸出先向けに引き当て強化を求める金融庁の特別検査などの影響で、不良債権処理損失は8130億円と当初予想の5000億円の約1.6倍に膨らんだ。その前の期の実績である7500億円を上回る。


[4月29日/日本経済新聞 朝刊]

ちょっと情報が古いが、この時期に不良債権を増大させる経営はいただけない。この時点で合併ということになると、景気回復のさなかに整理される企業が大量発生ということになりはしないか。あと、この問題は、「経営難を抱えた銀行の身売り」ということで、金融システムに影響が生じるということはないのか。合併をめぐって仮処分だとか保全異議申立てだとかで手遅れになることはないのか。

財務体質が比較的健全ということで、UFJ本体をも引き受けることが不可能ではないということ?でもUFJ信託の方が本体よりも安全だし、三菱信託のためには欲しいところなのではないか。信託が三井住友に行き、本体と合併では完全な貧乏籤ってところ?

  • 三井住友

自分のところがおぼつかないのにUFJを取るのは自殺行為ってことにはならないの?だいたい、UFJには合併の意思がないのだから、単なるピエロになってる気がするし。

  • 疑問点

結局、どっちがメリット大きいのかがさっぱり分からない。名古屋以西に強いUFJと合併するのは、関西地盤の三井住友か、関東の三菱東京か。素人印象では、三菱と合併した方が合併効果は高いように思えるが、実際のところはどうなのか。