閉店。

1杯¥1.000!?という新鮮な驚きを一見さんないし田舎者ないしクソガキに与えてくれたあの滝沢が3月いっぱいで閉店になるということで、遅ればせながら書いてみる。


…と大上段に振りかぶってみたものの、「滝沢」経験は生涯で5回に満たない。しかも全部オゴリ。新宿付近のお偉いさんや、御茶ノ水付近のお偉いさんと会うときに向こうが指定したことがあったが、そのときは「あああああの滝沢ですかっっっ?」「あの滝沢」という落差の大きい会話をしたものだ。ソーノで先生と会議したりする役職についていればもっと機会はあったのかもしれないが、それはしょうがない。


しかしそれにしてもあそこ良かったなーといまさらながらに思ってみる。もっとも、オレが行くようになったここ2〜3年の間の客層は、宗教の勧誘もあったし、英会話教材の売り込みみたいなクソウゼエ連中も大勢屯していて、まさに公共財としての価値は荒らされまくったために激減している真っ只中だった。携帯電話が使用禁止というところに最初はステータスを感じていたが、3回目くらいに周りを見ると、当たり前のようにみんな使っていた。オレが思っているほど、みんなあそこを特別なスポットとしてみていないんだろうな。やっぱりオレは、ただのクソガキのようだ。